映画櫻の園のキャストをチェック

映画、櫻の園には1990年に公開されたものと、2008年に公開されたもののふたつがあります。それぞれストーリーや設定が異なっているのが特徴なのですが、主要キャスト陣が異なっているのも面白いところです。

1990年の櫻の園のキャストについて

まず、こちらの映画の出演者は、すべてオーディションによって選ばれました。そのため、何気ない日常の中で繰り広げられる、ごく普通の少女たちの心理模様が、よりリアルに描かれ、表現されていると言うことができます。

物語の舞台は女子高の演劇部なのですが、そのメンバーを演じた俳優陣としては、中島ひろ子さん、つみきみほさん、白石靖代さんなど、映画やテレビ、舞台などで活躍をしてきた、そして現在も活躍されている方が名を連ねています。また現在、声優として、多数のアニメ作品に出演し、また洋画吹き替えなども担当している柚木涼香さんが、永椎あゆみ名義で、演劇部員のひとりを演じています。柚木さんの、声だけの演技ではない、全身の演技を見ることができる機会ですから、ファンの方は是非、チェックされてみると良いです。本作が数々の映画賞を受賞するなど高い評価を得たのも、彼女たちの演技があったからこそと言うこともできます。

2008年の櫻の園のキャストについて

一方、2008年の映画の出演陣は、若手女優陣を中心として固められています。最近では、舞台での活躍が目覚ましい福田沙紀さんをはじめとして、大林宣彦監督の秘蔵っ子と呼ばれている寺島咲さん。更には、ここのところ女優として立て続けにヒットを飛ばしている杏さん、アイドルから女優としての階段を歩み始めた元AKB48の大島優子さん、若手女優の中でも抜群の知名度を誇っている武井咲さんなどが名を連ねています。ちなみに、やはりこちらにも、現在、声優として活躍している潘めぐみさんが、演劇部員として出演しています。更に、脇を固めるメンバーにも、米倉涼子さん、菊川玲さん、上戸彩さんに大杉連さん、富司純子さんなど、ビッグネームが並んでいます。

キャスト陣の色合いが大きく異なる、その理由について

原作の魅力そのまま活かすこと、そしてリアルさを追求した1990年度版に対し、2008年度版は、原作の内容も大幅に改変され、作品としての方向性も原作のものとはかなり異なっています。そのことが、同じ作品でありながら、出演者のイメージや色合いが全く異なっていることの理由だと言うことができます。

同じ作品でありながら、しかしその内容が異なり、しかも出演陣の色合いも大きく異なると言うのは、実はとても珍しいことかもしれません。そのため、映画、櫻の園は、それぞれを見比べると言う楽しみ方が可能です。出演者が異なるだけで、こんなにも作品としての色合い、魅力が異なるのかと言う発見もできて、楽しいかもしれません。