映画櫻の園の撮影場所

映画「櫻の園」は、2008年に公開された日本映画です。この作品は、漫画家である吉田秋生の原作「櫻の園」にもとづき映画化されたものです。

人気少女漫画がついに映画化される

吉田秋生のオムニバス漫画を映画化した「櫻の園」は、大手出版社である白水社の「Lala」に連載されていました。物語の舞台は、とある女子高校の演劇部です。封印された戯曲である「櫻の園」の公演に取り組む、女子高生たちの心模様と成長を描いたストーリーとなっています。

主演を務めるのは、テレビドラマ「ライフ」で注目をあつめた福田沙紀です。また脇をかためる女優陣も、今をときめく旬の顔ぶれとなっています。寺島咲をはじめとし、海外でモデルとしても活躍する杏などが起用されています。演劇部員たちが葛藤しながらも、自分のからを破ろうとする姿が、見るものの心をつかみます。

リメイク作品となる「櫻の園」メガホンをとる監督は中原俊

今回、この作品「櫻の園」は二度目の映像化となっています。最初に映像化されたのは1990年です。そして、今回再びリメイクするにあたりメガホンをとるのは、一度目と同じく中原俊監督となっています。同じ監督が再び、同作品を新たに甦らせたことでも話題となりました。

今回は、前作へのオマージュを細部にちりばめながらも、現代を背景にした新たなストーリーとして物語を紡ぎ出しています。オリジナルの物語が展開するなかで、多様な角度からストーリーをたのしむことのできる作品となっています。また、脚本を担当しているのは、中谷美紀と阿部寛の熱演でも話題をあつめた「自虐の詩」の関えり香となっています。

気になる撮影場所について

「櫻の園」はたくさんの場所で撮影がおこなわれました。そのなかでも、撮影場所のひとつである山形県寒河江市では、監督およびキャストによる記者会見がおこなわれました。またこの場所は、撮影がクランクインしたことでも知られています。タイトルのなかにも含まれている櫻を表現するように、こちらでは満開のさくらを見ることができます。作品で登場したさくらのトンネルは、寒河江高校近くの林業試験場脇の桜並木で撮影されたものです。

この映画は、青春という多感な時期の揺れ動く心の機微をとらえています。2008年版では、名門お嬢様女子高を舞台に、とある事情で上演の禁じられ作品を復活させようと奔走するあらすじとなっています。1990年度のバージョンと見比べてみるのもひとつの楽しみ方です。